モルモットのごはん

 以下のページもご参考下さい。

モルモット お迎え直後 餌を食べない時

モルモット お迎え直後 お水を飲まない時

 

 

牧草

 

モルモットは牧草を主食とする草食動物です。

低カロリーで繊維が豊富な牧草は、常に食べられる状態にしておいてあげましょう。固い草をたくさん食べることで歯を摩耗させ、伸びすぎるのを防ぐこともできます。

 

牧草には「チモシー」「オーツヘイ」「アルファルファ」「牧草キューブ」などがあります。モルモットの好みもありますので、色々あげてみてよく食べるものを挙げましょう。

 

マメ科の牧草・アルファルファはタンパク質が非常に多く含まれています。ビタミンAやカロチンなども豊富に含まれていますので、成長期にはぜひ与えてあげたい牧草です。妊娠中や授乳中のモルモットにも良いでしょう。

 

アルファルファは大人になったモルモットにはタンパク質やカルシウムが多すぎるため、肥満になってしまう可能性があります。与えないか、ごく少量にします。

 

オーチャードグラスやチモシーが大人になったモルモットには良いでしょう。

 

牧草は長期にわたって保存していると栄養が少なくなってくるので、少量づつこまめに買うのが理想です。

また、自分で育てた生牧草をあげてみるのも良いでしょう。

 

 

 

ペレット

 

モルモット用ではないペレットには必要な栄養素が含まれていない場合があるので、必ずモルモット専用のペレットをあげましょう。モルモットはビタミンCを体内で作ることができないので、食事から取る必要があります。

 

ペレットは常に食べ放題にするのではなく、量を計って一日に1~2回あげます。

あげる量は基本的には1日10~20gです。モルモットの体重や年齢によっても変わるので、ペレットの袋に書いてある量を守ってあげましょう。

 

急に餌の種類を変えるのはモルモットによくありません、お迎え直後はそれまで食べていたペレットの銘柄を聞いておいて同じものをあげるようにしましょう。ペレットの種類を変えたい時は、それまで上げていたペレットに、新しいペレットを少しづつ混ぜ、食べるようなら混ぜる量を増やしていきます。

 

 

【餌について】

 

モルモットは食べ物が急に変わると胃腸に不調をきたしたり、または亡くなってしまう事もあります。
飼い始めてすぐ亡くなってしまう原因は、ほぼ急激な食事の変化にあると言えるかもしれません。
当方が与えているフードは「モルモットセレクション」です。可能であれば飼われた後もモルモットセレクションを与えてあげて頂きたいです。

もし別のフードに変える場合は、これまで食べていたフードに新しいフードを少しづつ(最初は2割くらい)混ぜ、だんだんと混ぜる割合を増やして1~2週間かけて新しいフードに変えていって下さい。

 

幼齢期のモルモット用、大人のモルモット用、妊娠・授乳中のモルモット用、高齢モルモット用など、成長に合わせて最適なものを選びましょう。

 

 

 

野菜や果物

 

パプリカ、小松菜、チンゲンサイ、トマト、ブロッコリー、大根やカブの葉などの野菜は、食べる喜びを感じながらビタミンCが取れる食材です。きゅうりやニンジンはビタミンCを破壊する酵素が含まれていますので大量にあげるのはやめましょう。

 

林檎、梨、イチゴ、キウイやメロンなどもあげても構いません。果物は糖分が含まれていますのであげ過ぎに注意しましょう。

 

でもあげすぎると主食である牧草やペレットを食べる量が減り、栄養バランスが崩れてしまう可能性もあります。野菜や果物はあくまでもおやつと考え、適度な量に留めにしましょう。毎日たくさんの野菜や果物をあげる必要はありません。

 

 

 

あげてはいけない食べ物

 
カフェイン (コーヒー、 チョコレートなど)
にんにく
トマトの葉や茎
生の里芋
ルバーブ
春菊
玉ねぎ
リンゴの種
アボカドの皮
観葉植物
炭酸水 
 

上記のものは絶対にあげてはいけません。中毒を起こす可能性があります。